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マルチタイムフレームの考え方難しい?エントリータイミングを厳選できるのに

      2017/05/07

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FXで相場全体の流れを把握するために、マルチタイムフレーム(MTF)を利用している人は多いでしょう。でも見ていても活用に仕方が分からない、難しいという声もあります。

それはたくさんの情報を判断しなくてはいけないことも多いと思い込んでいるからです。シンプルにマルチタイムフレームを活用する考え方を紹介します。

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マルチタイムフレームの考え方とは?

マルチタイムフレームとは、5分足、15分足、1時間足といった複数の時間軸のチャートから相場環境を把握したり、エントリーのタイミングをとるために利用するものです。

1つの画面に単一の時間軸を表示させたり、複数の時間軸を1画面に表示させたりと手法は様々あります。

MTF分析で何がわかる?

さて何のために複数の時間軸を表示させておくのでしょうか?世の中には1つのチャートだけ、ローソク足と1本の移動平均線だけで十分な利益を得ている人もいるというのに。

できればできるだけシンプルな方が良いと思いませんか?それができないのは、下手だからです。上手ならトレードが上手ならローソク足にラインを引くだけでも事足りるんですから。では何を補うために使うのかというと、トレードの優位性を見るためです。

マルチタイムフレームの考え方は、サイコロを思い浮かべるとわかりやすいかもしれません。

単一の時間軸で値動きを見るということをサイコロで例えるとこうです。

  • サイコロの目「1」の裏は何か?
  • 材質は何?
  • 展開してみたらどんな形になる?

複数の時間軸で値動きを見るということをサイコロで例えるとこうです。

  • 普通のサイズを大きいサイズにしてみたら何か違いはあるか?
  • 虫眼鏡で見たら何か発見できないか?

このように角度を変える以外の違った見方ができるのがマルチタイムフレームの利点です。実際には、別時間軸でのチャートの流れとか、売買シグナルを知ることができます。

1つの画面に複数の時間軸を表示する意味

1つの画面で別の時間軸の情報を表示すると、飛躍的に情報量が増えます。たとえば移動平均線で5分足のチャートに75SMAを表示したとします。これは5分足を見ながら15分足の25SMAとの位置関係を確認するという見方もできます。

この考え方を使えば、5分足のチャートに1時間足の10SMA(120SMA)や4時間足の21SMA(1008SMA)なんてものを表示することもできます。

確かに便利なのですが、いくつもの移動平均線が引かれることで判断が難しくなってしまうかもしれません。すべてのラインに意味があると考えると、迷いから躊躇してエントリーのタイミングを逃して利益を伸ばせない場合もあります。

何のために表示するのか意味が分からないなら、いっそのこと表示しない方が良いかもしれません。できるだけシンプルにして、見えるものや考えることを単純化する方が迷いなくトレードができます。

モニタが小さくて複数のチャートを表示させることができないとか、同時に複数のチャートを見て把握するのが難しいという場合以外では、やりすぎないように気を付けた方が良いでしょう。

他の時間軸の情報はあくまでも目安としてとらえることです。付近に寄ってきたら本来の時間軸でシンプルなチャートを見るなどの対策をすれば、ある程度は混乱を避けられるはずです。

マルチタイムフレームがなぜ難しいのか?

FXのチャートは、時間軸を変えたり複数のインジケーターを使うことで実に様々な情報を提供してくれますが、あなたのトレードスタイルや知りたい情報を得るために、適切なフィルタをかけて分析すべきです。

それぞれに得られるものが違いますし、わかりやすい情報と価値の低い情報もあります。利用目的を持たずに「勝っている人が使っているから」という理由で見ているからマルチタイムフレームは難しいと感じるのです。

先ほどの移動平均線の例もそうですが「何のために複数時間軸を表示しているのか」が曖昧だと、本当に知りたい情報だけを取り出すことができません。

トレンドの方向が見たいのか、エントリーする瞬間を知りたいのか、待つべきなのか、行くべきなのか目的を何か1つに絞りましょう。利益が得られない、トレードに慣れていない人ならなおさらです。

利益を得られるようになった人は「複数のチャートを総合的に判断して優位性を見つけ出す」と言うかもしれません。でも1度にすべてを把握するなんてことは慣れていないと難しいものです。

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デイトレのエントリータイミングを知るには?

エントリーポイントを解説するブログ記事や動画を見ていて、そのとは「確かにそうだ」と思っても実際にやると解説通りにはいかないということはありませんか?

たとえばスキャルピングやデイトレで、移動平均線を抜けたら買い、割ったら売りなんて手法がありますよね。5分足くらいでこれをやろうとすると、大きなトレンドがないときは良くてトントンで回数を重ねるごとにジリ貧になっていきます。

何故かというと人は機械的にトレードすることができないからです。

「移動平均線を抜けたら次の足の始値で買い」と言われて1秒と違わずに毎回できますか?そのとき必ずチャート画面の前に、トレードができる環境にいますか?必ずしもそんなことは無いはずです。

どうしてもワンテンポ遅れたり、気がついたら足の途中だったりするはずです。もちろん不安から注文を出すワンクリックに躊躇することだってあります。いくら「ね、少ないけど利益になるでしょ」と言われてもその通りにできるとは限らないのが人間です。

実体験でも出遅れてしまうこと数知れず。

そこで気がついたのがマルチタイムフレームでした。いや「15分足を見て5分足でエントリーのタイミングをとる」と、どこでも言われていることと同じなんですが。

知ってはいても理解をしていませんでした。確かにそうなんです。これには特別な手法や分析法があるわけではなくて「気がつく」「理解する」ことが必要です。

その気づき方。

メインの時間軸のエントリーポイントと思う場所に印をつけてみてください。そしたら1つ下の時間軸に変更しましょう。するとメインの時間軸よりも早くエントリーのサインが出ていることに気づきませんか?たとえば移動平均線のゴールデンクロスとデッドクロスも早くサインを出すはずです。

ここを今まで勘違いをしていました。「早くサインが出るのだから、短い時間足をメインにすればいいんじゃね?」と考えていたことが間違いだったのです。

より良い見方はこうです。

  • メインの時間軸でサインが出そうだ!1つ下の時間軸でサインは出てるか?
  • 1分足でサインが出た!メインの時間軸ではどうなってる?

あくまでもサブとして下の時間軸チャートを利用するスタンスです。この癖をつけるとダマシをいくつかは回避できるようになりますし、メインの時間軸よりもワンテンポ早くエントリーができます。

自分の場合は、この見方ができるようになったら逆に足1本待てるようになりました。これまではエントリーした瞬間に逆行していましたが、上位や下位の時間軸を見て少し戻りがありそうだと気がつくようになったのです。

だって上位足のサインは出現はワンテンポ遅いんだもの。一方的な動きでないなら逆の動きが間にあるはずでしょ?

また下の時間軸でのサインを確認するほかに、上の時間軸チャートを確認する余裕もできました。もし上の時間軸で逆のトレンドだったりすれば「伸びは小さいかも」などと考えて、早めの決済を意識したり、リスクリワードを考えて見送るようにもなったのです。

結果として「上位の時間軸の流れに逆らわない」ができるようになりました。

これはたぶん「短期、中期、長期のトレンドが一致したときに仕掛ける」という、よく言われる説明を本当の意味で理解したんだと思います。

さいごに

マルチタイムフレームの考え方について紹介しました。それぞれの時間軸から別々に意味を読み取ろうとするから難しく感じるのです。

メインの時間軸を補助するために他の時間軸のチャートを使うなら、シンプルに考えることができます。チグハグして、わからなかったら見送ればよいだけです。

必然的にトレードするポイントが厳選されて、不必要な損失を避けることができます。失敗してイライラすることも減ります。

関連:マルチタイムフレーム分析の移動平均線設定をエクセルで計算して一覧表示する

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 - トレード手法

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