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移動平均線で根拠がしっかりした期間設定と組み合わせとは?

      2017/05/07

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移動平均線はローソク足に次いでよく使われるテクニカル指標です。シンプルゆえに期間設定に迷い、いろいろな数値を試しては一喜一憂しているのではないでしょうか。

ここでは、移動平均線に設定する期間や組み合わせなどについて紹介します。

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移動平均線に根拠のある期間設定をしてますか?

FXだけでなく相場の先輩たちは、移動平均線の期間の最適値と言われるものをいくつも残しています。たとえば21,75,100,200辺りが有名でしょうか。もちろんそれぞれに意味があります。ですが、それが必ずしも「あなたにとって意味がある」とは限らないのです。

たとえば「多くの人が見ているんだから意味がある」というような反論が出そうですが、移動平均線は値動き(ローソク足)から計算して導き出したのです。あくまでも補足情報であることを忘れてはいけません。

それに多くの人が見ている情報と同じものを使っているにもかかわらず、それを活かせていないから負け続けているんですよね。「儲かっている人が使っているから」という理由で選ぶから活かしきれないのです。

もっと自分に合った期間設定を見つけられた方が良いと思いませんか?

移動平均線の説明に出てくる設定値の21,75,100,200などの多くは、日足を使った○日移動平均線です。それを分足でも同じように使っているところからして根拠が薄いのです。

ではどうやって自分に合った期間を見つけるのかというと…。

移動平均線に設定する期間の考え方は?

移動平均線(単純移動平均線)は、ある期間の終値の平均値、一定期間の平均コストという考え方ができます。それを現在値と比べると割安、割高と考えられるし、期間が長くなるほどに現在値は移動平均の値に収束していくと考えることもできます。

これをもとにして根拠を持たせていきます。

あなたがメインで見ているチャートの時間軸が5分足だとして、21本には「よく使われている値」以外の根拠はあるでしょうか?じつは特に意味はありません。「日足なら21本で約1ヶ月」という意味はありますが、5分足には無いということです。

例えば5分足の12SMAには「過去1時間(5分足12本)の平均値」という意味があります。288SMAなら1日分です。つまり「いまのレートは1時間平均より上(下)、1日平均より上(下)」というチャートの位置関係を把握することができるようになります。

それでは実際にチャートを見てみましょう。

手元のチャートに12SMAを表示して、上げトレンドを見てください。基本的には各ローソクの終値や現在値は移動平均線よりも上に来るはずです。だからこそ相場も移動平均線も上がり続けるのです。

ここでは例としてドル円の5分足チャートを表示します。

(クリックで拡大)
2016-05-21 18.11.34 12sma

難点は移動平均線付近でローソクがまとわりつくことです。これ1本だけで上抜けしたら…下抜けしたら…のようなシンプルなトレードの判断は(自分の技量的に)できそうにありません。

次に48SMAに設定を変えてください。これは4時間分の移動平均です。12SMAよりも移動平均線を中心に上下へのブレが見られますね。

(クリックで拡大)
2016-05-21 18.12.27 48sma

さっきよりも「移動平均線より下にあれば売り有利、上にあれば買い有利」という優位性が見えてきませんか?ただしトレンド相場であることが条件で、トレンド相場かレンジ相場かの見極めをしないと負ける可能性が高いのが難点です。

なお、MT4で最小までズームアウトすると傾向がわかりやすくなります。

続いて144SMAです。これは12時間分の移動平均です。さっきの48SMAよりも優位性がはっきりしますし、その期間も長いのでさっきよりもトレンドかレンジかの判断が容易にできそうですね。

(クリックで拡大)
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次に応用編です。

もし144SMAを使うとして、その中でも優位性の低いときがあります。それを避けるために48SMAを併用するという考え方です。48SMA(青)と144SMA(白)表示してみてください。

(クリックで拡大)
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144SMAと48SMAともに優位性のある範囲を見つけてトレードをすれば、負けにくいトレードができると思いませんか?ゴールデンクロスやデッドクロスの直後にエントリーできなくても、利益が得られそうな気がしてきますよね。

このようにエントリーポイントをピンポイントで見つけられなくても、優位性のある範囲を見つけるという考え方から入れば、移動平均線を有効に活用することができます。

トレードスタイルによっては、最初の12SMAのように、さらに短い期間を併用してもっと優位性の高い範囲を絞ったり、288SMAで範囲を広げたりすることもできます。

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移動平均線の設定でおすすめは?

さておすすめの設定ですが、これまで見てきたように「コレ!」という唯一の回答はありません。人それぞれメインで使う時間足も違えば、やり易いと感じる設定値も違うからです。

たとえば75SMAです。一般的に長期の移動平均線として使われているものです。自分がこれを使っていると、タッチが早くてダマシに合うことがあります。

後から見れば抵抗線として機能したのが明らかだったとしても、リアルタイムでは「抜けた!」と早合点するだけなので正確にはダマシではないのですが。主に決済のときに引っかかることが多く、決済した後に大きく伸びるのを指くわえてみているということが何度もあります。

この早合点を避けるために、75SMAなら90SMAという設定を好んで使います。他にも12SMAより15SMAが使いやすいとか、100SMAより110SMAとか、タッチするタイミングを遅らせるようにかならず微調整しています。

また計画通りに決済できたとして、それが押しや戻りだったとわかって再度エントリーしたいと思った時に怖くて躊躇してしまいます。持ち続けることはできても「もう伸びないのではないか」と疑心暗鬼になってしまうからです。そういう意味でも、自分にとっては長く持ち続けるために微調整する必要があるのです。

いずれにしても誰にでもおすすめできる1つの期間というものは存在しません。自分なりの根拠ある期間を探して、より良い数字にカスタマイズしたものがあなたにおすすめの設定となるのです。

さいごに

移動平均線の期間についての考え方を紹介しました。

あとは「信じること」です。過去の動きから自分にとって根拠のある値を見つけたら、それを信じてトレードルールに取り込むことができれば、これまでよりちょっぴり自信をもってトレードができるようになるでしょう。

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