FXでいま勝てている手法とMT4インジケーターのおすすめとは?
これまでかなり負けていました。でもいまは少ないながらも毎月プラスで終われるようになりはじめています。その理由を知りたくありませんか?
大丈夫、何かを売りつけるようなことはしません。隠すような秘密もありません。ただし今のところ「こんな感じ」くらいの漠然としたものなのでツッコまれると弱いです。
それでも勝ててます。その違いは「ある1つのことをしていないから」でした。
がんばっているのに利益を残せていないあなた、ここ最近ちょ~っと勝ててるからって調子に乗っているヤツの話でも聞いてやってくださいよ。
FXで勝てる手法 実はすでに知ってた!違いはたった1つだけ
そうなんです。もうすでに勝つ方法は知っていました。やっているときもありました。それでも負けているのは「あることをしていないから」でした。
その「あること」とは、大きい時間軸のチャートをメインで見ていなかったからです。
これまでメインで使っていたチャートは5分足でした。このブログで貼っている画像も5分足です。が、これを1時間足か4時間足に変更したら利益が残るようになりました。
だからといってスイングトレードに転向したわけではありません。さすがにスキャルピングは難しいでしょうけど、1時間足1本の中でトレードを完結させるデイトレでいいんです。
デイトレをするなら、メインチャートが日足以上だと難しいでしょう、参考に見ることはあってもメインには向かないと思います。
さて、よく「長期足の方がダマシが少ない」なんて言われますよね。これは半分アタリで半分ハズレです。実感としては「長期足はローソク足の実体の大きさに翻弄されにくい」です。
短期足では、ちょっと値動きが大きいとローソク足の実体がより大きく感じられます。たとえば10pipsは1時間足ではさほど大きな値動きではありませんが、5分足では暴騰暴落にも見えます。
これにびっくりして判断を誤っているのを「ダマシにあった」と思ってしまうのです。
長期足はその「短期足で見られる大きな値動き」をも内包してゆるやかに動きます。体感では、この長期足の緩やかな値動きをメインにしたら後追いのトレードでも損で終わる回数が少なったように思います。実際利益残してますしね。
なぜ後追いでも良いのかというと、大きな時間足では動く資金も大きいので動き出すとその方向が継続しすることが多いからです。この流れに乗れば大きくとれます。
注意点として、より良いエントリーポイントを短期足で探ろうとすると、4時間足が1時間足、1時間足が15分足と細かいチャートを見たくなります。その方が初動をとらえられて利益が大きくなるような気がするからです。
そしていつの間にかエントリーもイグジットも短期足で無駄なく取りたいとか思い始めて、メインの時間軸であるかのように長い時間を見るようになってきます。そうなると負け始めます。
もう15分足未満のチャートは無いものと思ってもいいです。15分足も見なくて良いのかもしれませんが、あとから見るときれいなチャートに見えるし、トレードで役立つことも多いので捨てきれない自分がいます。優柔不断ですね。
とにかく1時間か4時間足をメインのチャートにしてみること、おすすめです。
MT4のインジケーターで本当におすすめのは結局これだった
実はテクニカル指標なんて不要で、ローソクだけあれば良いのではないか?とも思います。
一時期、ローソク足だけを見てダウ理論とエリオット波動を追いかけていました。補助としてフィボナッチ・リトレースメントも使いました。
たしかに役に立ちました。でも疲れます。
それに最初のうちはいいのですが、時間が経つにつれて「こうなるはずだ」的な盲信をしはじめます。ダウ理論やエリオット波動に当てはまる正解を探してしまいます。
その結果は、視野が狭くなって「考えに考えて悪手を打つ」となり、損をするか待っている間に値が動きすぎて手が出せなくなってしまいました。
紆余曲折あって、最終的に落ち着いたのが移動平均線とLRLトリガを使ったトレードです。LRLトリガは無くてもいいかも。あると何だか安心するから表示させています。
とにかく表示するテクニカル指標は少ないほど迷いがなくて良いと思っています。あとチャートがごちゃごちゃして見づらいのと、いろいろ考えちゃう。
実際に使っているテクニカル指標のインジケータはこれです。
設定は次の通り。
- MovingAvarage 48SMA
- MovingAvarage 89SMA
- MovingAvarage 180SMA
- TriggerLines2 48
この中で基準になるのが89SMAです。これより上なら上昇トレンドで、下なら下降トレンドと考えます。48SMAは89SMAの約半分、180SMAは89SMAの約2倍として補助的に使っています。
少し前は180SMAのかわりに26SMAを使っていましたが、いまはTriggerLines2(LRLトリガ)がその役割も担っています。外出時にチャートを見るときにはTriggerLines2が使えないので26SMAを表示してます。でも無くてもいいかなとか思ったり。
ほんとにこれだけ。
89SMAより上か下かを見つつ、ダウ理論も見ています。レンジ相場のような動きになったらMAに寄せてきてるのか?とかエリオット波動の第4派や第5派ではないか?なんて思いながら、180SMAとの乖離も見たりしています。
実は89SMAって30分足との相性がよさそうにも思っていますが、短期足の値動きに翻弄されそうな気がするためにメインのチャートとして使うのは躊躇しています。
最大の理由は「1時間足と4時間足を見ているときに勝てているから」で、余計なことをしたくないのが本心です。
自分は目線が短期になればなるほど負けます。トレード回数も増えて、コツコツと負けを積み上げます。レンジ相場になっても値動きが小さいからといって短期足に落としてトレードするとたいていマイナスで終わるのです。
そういうのも含めて、1時間足や4時間足をメインにした方が良い成績を残せています。
さいごに
このところちょっとばかり月間で見てプラスで終わっているからと言って、書いてみました。
これまでは勝てているときの設定とかを具体的に残さなかったので再現性が難しかったので、具体的に残そうと思ったのもこの記事を書いた理由の1つです。
もっと具体的にこの足が出たら…とかは、何となくはあってもまだ定まっていません。そんな必勝パターンを持つことができたらもっと心にゆとりをもってトレードができるだろうし、利益も残るだろうなと思います。
こちらの記事も参考になります。
FXのトレードが上達した!?月間トータルがついにプラスへ!
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